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在宅医療の費用解説|ご自宅と施設での料金例もご紹介

こんにちは。ゼロイチ在宅クリニック広報担当です。

「在宅医療をお願いしたいけど、費用は一体いくらかかるんだろう?」
「自宅と施設では料金はどう違うの?」

ご自宅や施設での療養を考え始めるとき、こうした疑問やお金に関する心配は、どなたもがお持ちになる点だと思います。そこで今回は、訪問診療にかかる費用について、分かりやすく解説していきます。この記事が、皆さまの疑問や不安を解消するためのお役に立てば幸いです。

まずはここから!「訪問診療」と「往診」の違い

費用の話の前に、基本的な言葉の違いからご説明します。

  • 訪問診療:医師が「計画を立てて、定期的(例えば月2回など)に」療養場所へ伺って診察することです。病状の管理や経過観察を目的とした、在宅医療の基本スタイルです。
  • 往診:急な発熱など、「計画外に、患者様やご家族からの連絡を受けて臨時に」療養場所へ伺って診察することを指します。

普段は「訪問診療」で健康管理を行い、いざという時には「往診」で対応する。この2つが組み合わさって、安心な療養生活を支えています。

在宅医療の費用、基本のポイント

在宅医療の費用は、一見複雑に見えますが、構造はシンプルです。

  1. 【月々の基本料金】 計画的な訪問診療にかかる、毎月決まって発生する費用。
  2. 【追加の費用】 必要に応じて、その都度かかる費用(緊急の往診やお薬代など)。

この2つの合計が、月々のお支払い額になります。これらの費用には公的な医療保険や介護保険が適用されます。

また、重要なポイントとして、療養場所が「ご自宅」か「施設」かによって、月々の基本料金が異なります。

【モデルケースで見る】ご自宅と施設での費用目安(1割負担の場合)

それでは、具体的なモデルケースを見ていきましょう。


◆ ご自宅(居宅)の場合

ご自身の住み慣れた家で訪問診療を受ける場合の費用目安です。

【ケース1】容体が比較的安定しており、月2回訪問するAさんの場合 自己負担額の目安は、

合計 約7,000円 です。

【主な内訳】

  • 在宅時医学総合管理料など(月1回):約4,000円
  • 訪問診療料(2回分):約1,800円
  • 居宅療養管理指導費(介護保険・2回分):約600円

【ケース2】複数の疾患があり、月4回の訪問で手厚い管理が必要なBさんの場合 自己負担額の目安は、

合計 約13,000円 です。

【主な内訳】

  • 在宅時医学総合管理料など(月1回):約5,000円
  • 訪問診療料(4回分):約3,600円
  • その他、検査や管理料など:約3,000円
  • 居宅療養管理指導費(介護保険・2回分):約600円

◆ 施設(有料老人ホームなど)の場合

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、お住まいの施設で訪問診療を受ける場合の費用目安です。

【ケース1】容体が比較的安定しており、月2回訪問するAさんの場合 自己負担額の目安は、

合計 約2,000円~4,000円 です。

【主な内訳】

  • 施設入居時等医学総合管理料など(月1回):約800円~2,600円
  • 訪問診療料(2回分):約500円
  • 居宅療養管理指導費(介護保険・2回分):約600円

【ケース2】複数の疾患があり、月4回の訪問で手厚い管理が必要なBさんの場合 自己負担額の目安は、

合計 約7,000円~8,500円 です。

【主な内訳】

  • 施設入居時等医学総合管理料など(月1回):約2,500円~3,600円
  • 訪問診療料(4回分):約900円
  • その他、検査や管理料など:約3,000円
  • 居宅療養管理指導費(介護保険・2回分):約600円

【なぜ施設の方が安いの?】
施設での訪問診療は、国の定める料金(診療報酬)がご自宅の場合と異なって設定されています。これは、施設の看護師との連携体制などが考慮されているためで、一般的にご自宅への訪問診療より自己負担額が抑えられる傾向にあります。


どんな時に「追加の費用」がかかるの?

上記の基本料金に加えて、状況に応じて以下のような費用がかかることがあります。

  • 急な体調変化のとき:計画外の「往診」を依頼した場合。
  • 特別な治療が必要なとき:在宅酸素療法、点滴、経管栄養など。
  • お薬や検査、処置があったとき:注射薬、採血、医療材料費など。

ご安心ください!医療費の負担を軽くする国の制度があります

医療費が高額になった場合に備え、手厚いセーフティネットが用意されています。

  • 高額療養費制度:1ヶ月の医療費の自己負担額が上限を超えた場合、超えた分が払い戻されます。70歳以上で一般的な所得の方の多くは、上限額が月々18,000円(所得や年齢によって異なります)です。
  • 高額介護合算療養費制度:1年間の「医療費」と「介護サービス費」を合算し、基準額を超えた分が払い戻される制度です。

院長がお答え!費用に関する”よくあるご質問”

Q1. 交通費はかかりますか?
A. クリニックによっては、別途交通費が必要な場合があります。しかし、私たちゼロイチ在宅クリニックでは、交通費は一切いただいておりません。対応エリア内であれば、費用を気にせず安心してご相談ください。

Q2. 支払いはどうすればいいですか?
A. 1ヶ月分の費用をまとめて、翌月にお支払いいただく形が一般的です。お支払い方法は、銀行振込や口座引き落としなどに対応しています。

まとめ:費用の不安を、安心に変えるお手伝いを

在宅医療の費用について、ご理解いただけたでしょうか。

  • 療養場所が「ご自宅」か「施設」かで費用が異なる。
  • 月々の基本料金(管理料)と追加費用(検査や往診費用)に分けられる。
  • 自己負担の目安は、月々約7,000円(居宅で安定した方)が一般的で、重症度などで異なる。
  • 高額療養費制度など、負担を軽減する国の手厚いサポートがある。

私たちゼロイチ在宅クリニックは、足立区、葛飾区中心にご自宅や施設での療養生活を支えています。

費用のご説明なども含めて、お一人おひとりの状況に合わせた最適な療養を一緒に考えさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

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